夏もあと少し

昨夜は送り火でした。

3年ぶりということもあり、送り火の少し前まで降っていた大雨もあり、ありがたさと安心感が大きな送り火となりました。

 

以前は朝に大文字山へ登り、護摩木を山頂においてきていましたが、今年はふもとの神社で護摩木を書いて渡しました。

 

連日湿度と高温が続く今年の夏。

天候もいまひとつ安定しないまま、気がつけば8月も半分を過ぎています。

 

振り返れば発表会がおわってから、一ヶ月経ちます。

その日のことも書けないまま、一ヶ月経ったのか・・・と驚きと無精っぷりにあきれる気持ちとが交錯します。

 

日々色々なことがあり、確実に私が子供の頃よりも生きづらい世の中になっていると感じます。

平等、いじめをなくそう、などはずっと昔から、近頃はLGBTQとかも言われていますが

私としては、それを主張することは既に新たな差別を生みそうだなと。

配慮が必要な生徒って? 

そもそも、1人として同じ人はいない、と皆が知っているのなら、個性が突出している子がいるという認識ではいけないのかと思います。

 

指導しやすい子、大人が扱いやすい子だけが良い子というわけではありません。

指導しにくい子、扱いにくい子は、社会において生きづらい子。叱るというのはいかがなものでしょうか。しかも子供たちはそれでも懸命に生きている。それなら、大人は寄り添うべきだと思います。

 

ヴァイオリンの演奏には、人となりが見えてきます。大人も子供も、その点では同じ。年齢は関係ありません。大人のみなさん、ヴァイオリンの前ではウソはつけないし、かっこつけることもできないので、素の自分で楽器に臨んでみましょう。肩の力も心の鎧もとれて、よい演奏に近づきますよ