モノの価値

お盆も終わりました。

お盆、と言ってもお盆だからこそ忙しい方もいらっしゃることでしょう。

我が家の休みはこれといって何かあったわけではなく、暑い京都の夏を満喫した、というところでしょうか。

 

今日のお題「モノの価値」

何を食べる、何を着る、どこに住む、何を買う。。。

日々、私たちは何らかの「モノ」を手に入れるべく、検討、選択しています。

とりあえずお腹を満たせばいい、こともあれば、せっかく食べるのだから、美味しいモノを。ということも。

普段着だから何でもよかったり、どこかに着ていくのでそれなりのものを選んだり。

 

私の仕事はヴァイオリンを教えることです。

ヴァイオリンって、弾けなくても生きていけます。それでも習ってくださる方がいらっしゃる。

ヴァイオリンを弾く、ということに価値を見出してくださっているということになります。

ヴァイオリンを弾くためには楽器が必要です。

ヴァイオリンほどピンキリな楽器はありません。

選択肢が膨大です。では、どの位の楽器を購入されますか?

 

人が生きていくことと、楽器を弾くことは、無関係だと思っている人もいらっしゃるでしょう。

でも、私のところに通ってくださっている方々は、そうは思っていない。

ヴァイオリンを通して、自分を知ることができます、育てていくことができます。

胸郭は、演奏にとても関係がある部分ですが、この部分、心(愛)に関係しています。愛とは、他人に向けてもあるし、自分に向けても、です。

大人の方、自分を大切にしてあげていますか?

温かい心、しなやかな心、は柔らかな胸郭を作れそうですね。

 

さて、モノの価値

何にどのくらいの価値を置き、何にお金を使うのか。

自分の価値は測れないけれど、自分の心が喜ぶような心が育っていくような、そんなことに価値を置いていきたいなと思います。