三寒四温、と言いますが、暖かいどころか暑いような日が続いていました。
花粉も飛びまくり。
普段なら雨の日こそ家にこもる所ですが、あまりの花粉の飛びように、今日のような雨の日を狙って外に出ました。
そして、久しぶりにひんやりした空気です。
幼稚園や中学校などでは、今週卒園式、卒業式が行われているようです。
私の所に通って下さっている子達が卒園します。まだまだ小さいんだけど、大きくなったなあ。
そして来週は小学校の卒業式。
春はお別れの季節ですね。
とはいえ、中学受験を目指す小学生は、2月から早新学年呼ばわれされ、我が家でもすっかり6年生気分です。いえいえ、見た目は未だ中学年程度ですが。
出来る事なら手がかからない、お利口な、しかも出来のいい子どもがいればいいですよね。実際、そんな風に見える子どももいます。
しかし、我が子をみればそれとは程遠く。。。という場合がほとんど。
母親が自分の失態のために頭を下げるなんて嫌だし、そもそも他人に褒められる方が良いし、自分だってきちんとしたいし。。そんな賢い小学生時代を送った私(誰も知らないから言わせてもらいます)と比べて、何だ、うちの息子は?
と、腹が立つやら情けないやら。そんな、自分が経験したことがない、想定外のことばかりが起こるのが子育て。
やってられるかよ!
とキレそうになることは数知れず。
しかしながら、母親11年で一番成長したのは実は私自身かもしれません。
出来のいい人の観察をして、美味しいとこどりが上手い私とは真逆の、要領が悪く鈍臭い息子の為に、あの手この手と息子が上手く出来るようになる事を考えるのが得意になったような。。。
自分と真逆の子どもがいるというのは、また別の人生の一部を体験しているようで、ちょっと面白いような気も。
思い通りにならない子どもがいたり、思い通りにならない人生があったり
人にはそれぞれ苦労や辛い経験がふりかかってきます。
それはとてもしんどい事だけれど、もしかしたらしんどい事だけではないのかもしれません。
ヴァイオリンを続けていると、うまく弾ける曲と、とてつもなく苦労する曲があります。なかなか習得できない技術もある。
けど、そこであきらめず、心も身体も力まず、やわらかい感覚を持って努力を続けていった先には、きっと苦労とは違う道があるはずです。
季節が必ず自然と移り変わるように
私たちも立ち止まることなく、自然にあゆんでいきたいものだなと思います。