合奏練習、ピアノ合わせ

発表会まで残り10日を切りました。

いよいよです

 

前回のブログを見ると、今日は約1ヶ月が経っていました。余裕の無さがよく現れていますね。

芸術に携わる物が余裕がない、というのはいけません。非芸術的な日常に反省をしました。

さて

9日の日曜日、朝から子ども達の合奏練習をし、大人の方も加わってアンサンブル練習をしました。

完全!とは言えないけれど、昨年と比べるとみんなの精度がかなり上がっているなと実感した午前の練習でした。

 

合奏は、個人で弾くのとは違うことがあります。

子ども達はそれぞれ個性が出ていてとても面白いなと思いますが、周りを見ないで勝手に弾いているように見える子でも、何らかの影響を周りから受けていますし、回数を重ねるごとに周囲に合わせるようになっていきます。

人とあわせることがいつもベストではないけれど、時と場合によって合わせることができる能力って必要なように思います。

ことばでそれを伝えると、何だかおせっかいな感じがしても、音楽がそれを伝えてくれると楽しみの中でそれができる。素敵だと思いませんか?

 

大人になってくると、間違えたり、違ってしまうことがとても良くない事のように感じ、ビビって音を出せなくなってしまう事があります。

練習の段階では間違えることは悪い事ではありません。

本番でなるべく間違えないように、本番をできるだけ楽しい経験にできるように、そのために練習があるのだから、練習で間違えずしていつ間違えるのでしょうか。

これは、何度となくお伝えしていますが、なかなか難しいことかもしれません。

出来ないこと、間違えること、はNO!として育ってきましたから。

間違えることは良くないのではなく、その後の処理の仕方がどうか。

大事なのはその後、です。

 

私はそのことをお伝えしていて、これからもお伝えし続けるつもりでいます。

練習では子ども達には自信をもって!?間違えてもらい、そのことを経験としてじゃあどうやって上手くなるか?を前向きに捉えられる子に。

大人の皆様にも間違えた後、その場のみなさんで、「そこ、難しいよねーこうやってみたらどうかな?」なんて、みんなで意見を出し合って上手くなれるように。

そんな集団になれば、本当に素晴らしい。

賢く学びあう仲間、を目指しましょう。

 

午後は昨年に続き、伴奏をお引き受けくださった植村先生宅で順番にピアノ合わせを行いました。

「みなさん1年でずいぶん成長されましたね!」

植村先生が仰ってくださいました。嬉しいですねー

皆さんよく頑張ってくれているなと私も感じています。

暑い日が続きますが、体調崩さず23日を迎えましょう。