リハーサルが終わりました

雨の降る冷たい日曜日

発表会のリハーサルをしました。

本番が今度の土曜日なので、あまり日程に余裕がありませんでしたね。


リハーサルって、何故か妙な緊張感が漂います。それもとても大きな緊張感が。

そんな緊張感の中、それを気づかずか、スルーできてしまう子供もいれば、まともに受けて固まってしまう子供もいます。

非日常な状態で子供たちは無事リハーサルを終えました。

おつかれさまでした。

本番が楽しみです。


その後は、大人の合奏。こちらもやはり妙な緊張感が漂います。


この、いつもとは違う状態を本番前に味わうことはとても重要です。


「発表会」とは、日頃の成果を発表する場のこと。

上手く弾こうが、下手に弾こうが、どちらでも良いかもしれません。

「せっかくなら上手く弾きたい、弾いてほしい」というのが大人の思う所。

そんな大人たちのただならぬ雰囲気と様子に、子供たちはどうやら頑張らなくちゃいけないようだ、と理解していくのでしょう。


小さい子は結果に対して無欲です。

いつもと違う雰囲気で、いつもとは違う心持ちではあるけれど、無欲ゆえか、いつもと同じように弾きます。

年齢とともに色々なことがわかり、緊張感も高まるし、いつもと同じようには弾けなくなります。

大人になると、それはそれはもう大変。


この緊張感をなくすことはかなり難しい。普段通りに弾くこともまた同じ。

舞い上がった状態から自分を落ち着かせる術は。。。

今の自分を取り戻して今をしっかり見つめること。


沢山練習した自信がそうかもしれないし

どんな風に弾くかを思い出すことかもしれないし

お客さんをカボチャだと思うことかもしれない

深呼吸して舞台俳優のようなモードに切り替えるとか

何でも良いんですが

今の状況をしっかり受け入れることではないかと思います。


失敗するかもしれません。

でも、それを恐れるより

今の自分の状況で、最善を尽くした、と思えるような本番にしてください。