年末より突っ走ってきた感じがあり
ダラダラ過ごしていた先週でした。
そろそろ動き始めます。
さて
今、うちの息子のボーイング改造を行っています。
ボーイングとは右手の弓を持っている手、腕の動きのことです
左手は音の高さ、音程を作るのが主な役割
音色を決める9割は右手です。
つまり、きれいな音や魅力的な音を作るには、いかに右手を使えるかがポイントになってきます。
実は子供の頃からボーイングについてほとんど注意されたことがない私なんですが、観察するのが大好きでした。
上手い人だけじゃなくて、上手くない人のも。
上手い人を見まねしたり、あの子のここをこうしたら良くなるんじゃないの?と思ったり。
そんなのみんなやってると思っていたけど、どうやらそうでもないみたいでしたね。そして、息子にその気は全くありません。
子供は欲もあまりないし、綺麗に弾きたいけどその努力は好きでないです。なので、何かさせる時にはやたらと褒めてその気にさせています
そんなわけでうちの息子にそれをやっているところです
「わ〜いいおと♡」「めちゃくちゃきれい♡」
なんて言いながら右肩の動きを良くしています。
本人も音の違いに気がつくらしく、褒められたのと相まって自ら練習してるじゃないですか!!!
これがうまくいくと、柔らかい音色がだせるはずです。
右手を動かすのがボーイングですが
体の軸をしっかりさせて、体全体を使うっていうのが正しいんだと思います。大きく動いて見えるのは右手ですが、肩周りが固まっていたら艶のある音色は難しい。
体をしっかり保ちつつ、柔軟に動かす。
相反する動きですが、これってバイオリンじゃなくても何にでも共通する動きなんじゃないかな?
自分をしっかり保ちつつ、柔軟な心を持つ。。。なんてことも言えるかと。何でもつながっていますね。
写真は7時少し前の京都御所です。朝焼けと月がなかなか綺麗です
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