様々な体験の意味

緊急事態宣言が解除され、制約が少なくなってきました。

子供たちの学校行事も延期になっていたものが開催されるようになってきました。

子供たちにとっての学校での1年は決して後で経験出来る1年ではありません。少しでも出来ることをやらせてあげたいです。

コンサートもあちこちで着々と開催されるようになってきました。

先月は久しぶりに演奏の機会をいただいた後、音楽福祉工房はればれの活動を新聞に掲載してくださったこともあり、以後の演奏活動予定が入ってきています。ありがたいことです。

 

子供の頃は失敗するのが嫌で、頑張っている姿を見られることや悟られることも嫌でした。

それは今思えばとてももったいなくて、努力する機会を失った大きな損失だったと思います。

このことが原因かどうかはわかりませんが、大人になってからはと言えば、失敗もするし、努力する姿を見せざるを得ないことばかり。

本当にかっこ悪いのです、子供の私的には。

 

それから、大人になってまでこんなに苦労するとは思わなかったのです。

 

季節の変わり目には自然の移ろいをゆっくりと感じ

月に一度くらいはおいしいランチを食べ

小さな庭をきちんと手入れし

落ち着いて練習をする

 

そんなおばさんな自分を想像していましたが、現在真逆です。

ショートスリーパーなら時間がもっとあるのに。。。と日々思っていますが、現実はしっかり寝ないと使い物にならないし、年と共に無理も利かない。

実にいけてないおばさん像です。

それほど嫌に思っているわけでもありません。

 

人生長く生きてくると、昔の経験と今の経験が結びつくことが沢山あります。

そして、思い通りにならない体験ほど、エネルギーになったりします。

私を突き動かしているものは、今までの様々な体験なんです。

嬉しいことばかりではない、つらく悲しいことも全て

理解できないような体験も、きちんと向き合えば後で何かをもたらしてくれるんだなと思います。

 

そんなこんな様々な体験を沢山しましょう。

ヴァイオリンにもきっと反映されます。